スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

例えばそれは君が、『君』だった時の話。

んえむーーお。
↑ボーっとしながらキーボードに手を伸ばしたら意味不明なことを書きました。多分ねむーいって書こうとしたんだと思います。

そろそろ夕飯作りに行くか。夕飯じゃないね、晩飯だね。

でも追記にちょっと、死神屋な話を書いておきます。うーん、ネタばれが凄いかもしれない。私の各物語の性質とか、なんていうの、書き方というのか、それを判ってる人は話の内容判るかもしれない。
ようは、詮索力の問題。

頭の中にもやっと浮かんできた話を書くだけ。
--------------------------------------------------

「……」

真暗闇。そこに一人の青年が、浮遊していた。
黒という闇しか存在しないこの場所に、憤然と、その存在を誇示しながら。

ふ、と開眼し、青年が体を起こすような動作を取った。
その空間に胡坐を掻いて座り、眠そうな、虚ろな目のまま、手を伸ばした。

「……また、ここか」

来たくもなかったのに、と青年は呟く。

「…人の闇に潜りこむのは好きじゃないんだけどな……」

伸ばしていた手を下ろして、立ち上がる。
動作としては立ち上がって、そのように見えるのだが、この空間には床も、天上も、見えない。

誰もいないその空間。
普通の人間ならば、この孤独感に耐えることなど出来ない。

「…見せろよ、お前の過去。
 自らが閉じ込めた過去を、俺に見せろ」

いや、違う。
お前は俺にその過去を見せたいんじゃないのか?
ころころと表情を変えて俺を魅了するお前は、あれは、偽りの姿なのだろう?

「お前は、俺を選んだんだな」

それで、いいんだろう?
そう言う声に呼応するように、その場が開けた。

そこは、丘の上。
眼下に広がるのは、町並み。
そう、これは…彼女の、記憶。

(過去…、お前は何のショックを受けたんだ。
 お前自身、自分で覚えていないんだろう?)

一部だけ記憶が抜け落ちているのなら、その記憶は相当酷いものだったのだろう。
その記憶は、彼女の心の奥底には、残っているのだ。
彼女の脳裏に、描けなくても。


そこには子供が二人いた。
一人は茶髪のツインテールということから彼女で間違いはない。
ならば、もう一人は誰だろう、と照らし合わせてみる。

(……なんでだ?
 俐咋にとっての苦痛な記憶の一つにこれが…何故)

「俐咋。
 …いや、イーザ・ガーリシア」

そう名を紡いだ彼の表情は、子供としては不釣り合いなほど冷めきっていて、恐怖すら感じる。
その顔は、顔つきだけは、まるで大人。

(……!
 どうしてあいつがデスマスターネームを知って……)

幼い彼が、その時点でデスマスターともなっていない少女の名を知るなんてこと有り得ない。
普通なら、有り得ない。

驚いたまま目を見開いていると、彼の口が卑屈な笑みを湛えた。
それと同時、そこにいたはずの少年は、少年ではなくなっていた。
180を超えるか超えないか程度の、長身の青年になった。

「…なぁ、イーザ。
 お前は、俺を選んでくれるのだろう?」

少女にそんな事を言っても、怯え切った少女は言葉の一つも発さなかった。
青年は大きな手を少女に伸ばして、少女の頭を撫でた。
だが、少女は怖がる一方で、その顔を戻しはしない。

「い……いやぁあああああああああああああああッ!!!!」

辛うじて発された言葉は、悲鳴。
絶望を伴った、悲鳴。

少女は絶叫した後、ふ、と気を失った。

「……時期尚早、か。
 イーザ、お前はそう遠くない未来、俺を選ぶよ」

そして、俺はお前の力を貰うよ。
この世界を、我が物にするために。


「……ッ…、嘘だろ…!?」

あれが、真実ならば、非常にまずい。
もう、手遅れなのかもしれない。

「…尚更2セクターに戻せなくなっちまった…。
 いや、0セクターにすら戻すのも危ない…」

なんで、今まで気付けなかったんだろう。

「…あいつ自身は確かにあいつだ…。
 あれが、憑いてるのか…」

一人では情報に確信が持てない。
これは、父や母に情報を仰ぐしかない。

あんな過去の産物が、どうしてこの時代に存在しているのだろうか。


「気付くのが遅いんだよ」

それはとても冷めた声だった。
誰もいない空間で、気付いた誰かに言うように、その存在は言う。

「元の人格抑え込むのも大変だな…。
 面倒な奴に憑いてしまったというのもあるか…、失策だ」

失策だとは一時的に思うが、全体的には失策ではないと思う。
彼女の最も身近にいて、探ることが出来たのだから。

欲しいのは、あの力だけだ。
手中に収める方法ならいくらだってあったのに、それなのに。

「…邪魔しやがって…、アルト・ゼフィア…」

それから、順序は変わるが仕方がない、と呟いて、虚空へ手を突き出す。
それを合図に、彼の姿は変わってゆく。

それはまるで――。

Pagination

Utility

Search

リゼットの処方箋

2Dパズル系ポイント・アンド・クリックアドベンチャーゲーム!!

ブラウザであそべる無料ゲームです。
フォント制作でクレジットしていただいております。リゼット先生かわいいです。

M3-2015春











MOJAおしながきはこちら

C86








M3-2014春



melodybanner400.png




MOJAおしながきはこちら

About

雛瀬シズキ
グラフィックデザインとかWebデザインとかしてる人。

乙女寄りゲーム制作:
OzoneAsterisk
音系フリーダムサークル:
MOJA
コンセプトCDサークル:
Rit.
総合創作系企画サークル:
0から始めよう!

O3*Wiki 更新記録

創作Wikiの更新記録です。
(RSS読み込み)
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。